NEC,システム開発を定型化する「ActiveGlobe SystemDirector」リリース

【国内記事】2002.4.08

 NECは4月8日,e-ビジネス基盤製品群である「ActiveGlobe」で,企業内の基幹システムや企業間の業務連携システムなど,JavaやXMLを活用したシステム開発の効率化図るため開発ツールや方法論を体系化した製品「ActiveGlobe SystemDirector」を同日から販売することを明らかにした。

 ActiveGlobe SystemDirectorは,米ウェブゲインの「VisualCafe」をはじめとする開発ツール群や,NECのシステム構築ノウハウに基づくシステム開発方法論「OpenMeisterEnterprise」や,「WAtool」の各種コンポーネントを体系化したものとなっている。

 これにより,システム開発の定型化により,開発ツール操作上のミスの低減,開発要員のスキルに依存しない開発成果の均質化などを図ることができるという。

 また,J2EEやEJB1.1,JSP1.1などのJava技術をはじめ,新しい開発技術に対応している。今後は,SOAPやebXMLなどにも順次対応していくとしている。

 ActiveGlobe SystemDirectorの価格は,100万円からとなっており,今後3年間で60000サーバの販売を見込んでいる。

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