日本BEAとミラクル・リナックス,LinuxベースのWebアプリサーバ拡販で提携

【国内記事】2002.4.11

 日本BEAシステムズは4月11日,ミラクル・リナックスとLinuxベースのWebアプリケーションサーバ製品を拡販することを目的に提携したことを発表した。

 日本BEAは,既に同社のWebアプリケーションサーバ製品「BEA WebLogic Serve6.1J」および「BEA WebLogic Express6.1J」を,ミラクル・リナックスの企業向けLinuxサーバOS製品「MIRACLE LINUX V2.0」に対応させており,両社の戦略的パートナであるNECが両社製品を搭載したPCサーバ製品の販売を開始しているという。

 この提携により両社は,NECが既に販売しているソフトウェアパッケージ製品「BEA Web Logic Express on MIRACLE LINUXスタータセット」の拡販に協力するほか,両社の製品連携を中心とする技術情報の提供,早期ユーザー開拓を推進する共同での提案活動,両社主催によるソリューション紹介セミナーなどを展開していく計画という。

 両社は,MIRACLE LINUXとBEA WebLogic Serverの組み合わせにより,付加価値の高いソリューションを高いコストパフォーマンスで提供することで,国内の企業向けLinux市場の拡大を促進したいとしている。

 価格は,BEA WebLogic Serverが1CPU当たり198万円より,BEA WebLogic Expressが1CPU当たり49万8000円よりとなる。

関連リンク

▼日本BEAシステムズ

▼ミラクル・リナックス

▼NEC

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