ストラタスとアスペクトが日本市場で戦略提携

【国内記事】2002.4.18

 日本アスペクトコミュニケーションズは4月18日,日本ストラタステクノロジーと日本市場において戦略的な提携を結ぶと発表した。提携により,メッセージングを統合するアスペクトのAspect Contact ServerをストラタスのWindowsベースの無停止型IAサーバマシン「Stratus ftServer」上で稼動させるシステムを提供していく。

 同社は,コンタクトセンターが,従来の顧客窓口から,企業の戦略的な営業拠点へと進化しているとする。その結果,金融サービスや電話通信サービス,緊急医療サービスのように365日24時間の連続稼動を必要とするミッションクリティカルなアプリケーションと,コンタクトセンター連携が求められるようになってきているという。

 要件としては,コンタクトセンターでは,音声に加え,WebやFax,電子メールなどの複数のチャネルを使い分ける必要があるという。これらをソフトウェアとして実現するアスペクトのAspect Contact ServerおよびAspect Enterprise Contact Serverを,電源を2重化するストラタスのftServerと統合することで,無停止稼動のシステムを構築することが可能になるとしている。

 Pentium III 800Mhz,二重化の基本構成パッケージ,Windows 2000 AdvancedServerをバンドルしたStratus ftServer 3200シリーズの価格は,291万円から。また,Aspect Contact Serverは,1100万円,Aspect Enterprise Contact Serverは,2200万円からとなっている。

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