エンタープライズ:トピックス 2002年6月12日更新

インテルが802.11a/b対応の無線LAN製品を発表、企業ユースに向けセキュリティを強化

 インテルは6月12日、IEEE802.11b(Wi-Fi)と802.11a、両方の規格に対応した無線LANアクセスポイント、「インテル PRO/Wireless 5000 LAN デュアル・アクセス・ポイント」を発表した。

 802.11b準拠の既存の無線ネットワークを維持しながら、54Mbpsと伝送速度の早いIEEE802.11aへ容易に移行できる。また企業ユースをにらみ、セキュリティと管理機能が充実していることも特徴だ。

 セキュリティに関しては、802.11bで提供されているESS-IDやMACアドレス認証、WEP(128ビット)に加え、RADIUSサーバなどと連携してユーザー認証を行う802.1xに対応している。また、SNMPv2をサポートするほか、Webベースの管理ツールが搭載されているため、リモートからの設定・管理作業が可能だ。

 インテル PRO/Wireless 5000 LAN デュアル・アクセス・ポイントの価格は13万8000円で、8月上旬に販売が開始される予定だ。

 また、既に市場に投入済みの802.11a準拠のアクセスポイント、「インテル PRO/Wireless 5000 LAN アクセス・ポイント」で、802.11b通信を行えるようにするオプション製品「インテル PRO/Wireless 5000 LAN11b オプション・キット」も同時に発売される。こちらの価格は4万4800円。

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[ ITmedia]