エンタープライズ:ニュース 2002/07/04 12:06:00 更新


ソリトンシステムズがユニークなセキュリティ製品を紹介

ソリトンシステムズはNetWorld+Interop 2002 Tokyoの展示会に合わせ、複数のセキュリティ製品を発表した。

 ソリトンシステムズはNetWorld+Interop 2002 Tokyoの展示会に合わせ、複数のセキュリティ製品を発表した。

 1つは、「Soliton SmartOn for iKey」。同社がこれまで提供してきたPCセキュリティソフトウェア「SmartOn」を、レインボー・テクノロジーズのUSBキー「iKey」に対応させたものだ。7月末より出荷される予定である。

 SmartOnでは、スマートカードなどに格納した暗号解を利用して、PCの利用者を制限し、なりすましや不正アクセスを防ぐことができる。アルカテル・インターネットワーキングが提供している、認証VLAN機能搭載のスイッチ製品と組み合わせば、ネットワークアクセスの制御も可能だ。

 この機能を、携帯性に優れたiKeyを通じて実現することで、ユーザビリティを高めながら、モバイルコンピューティング環境のセキュリティを維持することができる。価格は、マネージャ・ライセンスを含んだ「SmartOn基本パック」が5万円、ユーザーライセンスは1ライセンス当たり2万円となっており、iKeyについてはオープンプライスとなっている。

 もう1つの新製品は、同社と山口ティーエルオーが共同プロジェクトで開発した「DHCP認証ポリシーサーバ」だ。これは、DHCPサーバと認証/アクセス制御機能を一体化したアプライアンス製品で、無線LAN環境でのセキュリティ実現に適しているという。価格はオープンプライスで、9月15日より出荷が開始される予定だ。

 さらに同社は、802.1Xベースの認証システムを実現する「EAP認証ポリシーサーバ」(仮称)も年内に出荷する予定という。

 一連の製品は、NetWorld+Interop 2002 Tokyoの同社ブースにて紹介されている。

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[ITmedia]