エンタープライズ：ニュース 2002/07/11 20:14:00 更新


GEグループ、米海軍戦闘機の保守サービスにIFSベースのアプリ導入

ゼネラル・エレクトリックの子会社が再販するIFSソリューションが、米国海軍の戦闘機のメンテナンスサービスで使われることになった。

　ゼネラル・エレクトリック（GE）の子会社であるGEエアクラフト・エンジンは7月10日、GEエンジンF414を搭載した米国海軍の攻撃型戦闘機F/A-18 E/FスーパーホーネットのメンテナンスサービスにSpectraメンテナンスシステムを導入したことを発表した。

　Spectraメンテナンスシステムは、IFSのエンタープライズアプリケーション「IFS Applications」のSM（サービスマネージメント）モジュールをベースにGEエアクラフト・エンジンが開発した製品。GEエアクラフト・エンジンにおける政府インダストリーロジスティックサポート（GILS）プログラムで利用されている。同社のGILSチームが導入したIFS製のモジュールは、購買、在庫、受注、ワークオーダー、計画、コンフィグレータ（受注仕様）。

　2001年9月にスタートした同プロジェクトの第1フェーズは、2002年2月に完了。今後、2002年末にかけてコンポーネントを追加導入する予定という。

　なお、GEエアクラフト・エンジンの子会社であるGEエンジン・サービスは、2001年にIFSと数百万ドルに及ぶ契約を交わし、世界60拠点で導入を進めている。

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[ITmedia]