エンタープライズ:ニュース | 2002/07/18 19:35:00 更新 |
デロイトコンサルティング、新社名をブラックストンに
デロイトコンサルティングが、デロイト・トウシュ・トーマツから完全に分社化することに伴い、新社名をブラックストン(Braxton)とすることを発表した。
デロイトコンサルティング7月18日、新社名をブラックストン(Braxton)とすることを発表した。
新名称は、1984年に同社が買収したコンサルティングファームであるブラックストン・アソシエイツの登録商標に由来したものです。ブラックストンは、米国に本社を置き、戦略系のコンサルティングを事業としていた。同社の買収により、デロイトコンサルティングはそれまでに会計システム中心から、企業戦略立案のための戦力を得た経緯がある。
ブラックストンという社名は、同社のブランドアドバイザーを務めるインターブランドが最終的に推薦したものでもあり、独自のマーケティング調査、および社員向け意識調査でも好評だったことから、この社名に決まった。
決定に当たり、同社のCEOを務めるダグ・マクラッケン氏は、以下のようなコメントを寄せている。
「ブラックストンは、現実的で覚えやすい名称であり、世界最大規模のコンサルティング・ファームに相応しい威厳を兼ね備えている。企業のビジネスパフォーマンス分野のコンサルティングにフォーカスするわれわれは、競合他社がコンサルティングの原点から離れていく中、敢えてコンサルティングの本来の姿に立ち戻ろうとしている」
なお、日本法人の社名は、デロイトトーマツコンサルティングで、現在のところ、名称を変更するかどうかは未定という。
関連リンクデロイトトーマツコンサルティング
[ITmedia]