| エンタープライズ:ニュース | 2002/07/23 15:59:00 更新 |

日本IBM、ミッドレンジIAサーバの新ラインアップを発表
日本アイ・ビー・エムが、IAサーバ「IBM eServer xSeries」の新製品として、「xSeries 345」2モデル、「xSeries 235」2モデル、「xSeries 255」2モデル、「xSeries 360」3モデルとオプション製品を発表した。
日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は7月23日、IAサーバ「IBM eServer xSeries」の新製品として、「xSeries 345」2モデル、「xSeries 235」2モデル、「xSeries 255」2モデル、「xSeries 360」3モデルの、計4シリーズ9モデルとオプション製品を発表した。
今回発表された製品群は、障害発生時に発生個所をLEDで指示する「Light-Path診断機能」や、事前に障害を検知する障害予知機能「Predictive FailureAnalysis」、遠隔管理ツールなどの自己管理機能を備えているのが特徴。
xSeries 345は、フロントサイドバス400MHzをサポートする最新のXeonプロセッサ(2.20/2.40GHz)を2個搭載可能な、高さ2Uの薄型ラック型サーバ。PC2100 DDRメモリを搭載し、デュアルGigabitイーサネットをサポートする。また、6つのホットスワップベイや5つのPCIスロット(4つは64bit PCI-X対応)を搭載するなど拡張性に優れている。価格はモデル22Xが123万円で、出荷開始は8月15日の予定。
xSeries 235は、Xeonプロセッサを2個搭載可能なタワー型サーバ。Ultra320 SCSIコントローラ、PC2100 DDRメモリ、Gigabitイーサーネットなど、業界最先端のテクノロジーを採用している。価格はモデル3BXが130万円で、出荷開始は8月23日の予定。
xSeries 255は、XeonプロセッサMPを搭載した4-way SMP対応のハイエンドサーバ。1.40GHzプロセッサ搭載のタワー型と、1.60GHzプロセッサ搭載のラック型を用意する。最大880Gバイトのディスクを内蔵可能で、メモリエラーによる障害を自動防止する自己管理機能「ホットスペアー・メモリー」に対応したことが特徴。価格はモデル11Xが175万円で、出荷開始は7月26日の予定。
xSeries 360は、XeonプロセッサMPを搭載した4-way SMP対応のラック型ハイエンドサーバ。1.40GHz、1.50GHzまたは1.60GHzのプロセッサを搭載し、「エンタープライズXアーキテクチャー(EXA)」によるリモートI/O機能など、最新テクノロジーを採用している。また、IBM eServer iSeriesとの連携によりサーバ管理コストの削減を実現可能な「統合xSeriesアダプター」に対応している。価格はモデル4RXが200万円で、出荷開始は9月13日の予定。
オプション製品は、RAIDアダプタ「ServeRAID-5i」が価格13万8000円で8月9日出荷予定、36.4GバイトのUltra320 SCSIハードディスクが価格19万8000円で8月16日に出荷予定となっている。
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