エンタープライズ:ニュース 2002/07/24 04:31:00 更新


国内ベンダーとの関係を深めるベリタス

ベリタスソフトウェアは7月23日、「VERITAS Powered Program」と「VERITAS Enabled Program」という2つのパートナープログラムを発表した。いずれも同社の基本戦略である「VERITAS Adaptive Software Architecture」(ベリタス アダプティブ ソフトウェア アーキテクチャ)の柱となるものだ。

 ベリタスソフトウェア(ベリタス)は7月23日、「VERITAS Powered Program」と「VERITAS Enabled Program」という2つのパートナープログラムを発表した。いずれも同社の基本戦略である「VERITAS Adaptive Software Architecture」(ベリタス アダプティブ ソフトウェア アーキテクチャ)の柱となるものだ。

 このうちVERITAS Enabled Programは、ベリタス製品との相互運用性を備えたストレージソリューションの開発、検証およびサポートを目的としたパートナープログラム。ヘテロジニアスな環境における容易な相互運用管理を実現すべく、APIの公開や共同技術開発、検証などを行っていく。

 先に発表された米国では、サン・マイクロシステムズやIBM、ヒューレット・パッカードといった大手ベンダーが同プログラムに参加した。

 ベリタスはVERITAS VISION 2002 JAPANに合わせ、日本国内でも同プログラムを展開していくことを発表。これに応じて、NECソリューションズやソニー・エレクトロニクス、東芝、日立製作所、富士通という、国内の主要なストレージベンダーも参加を表明した。

 もう1つのVERITAS Enabled Programは、23日の基調講演で、米ベリタスの社長兼CEOであるゲイリー・ブルーム氏が触れた「ネットワーク型ストレージへの移行」を実現するのに欠かせないプログラムだ。こちらも日本で正式に発表されることになった。

 このプログラムでは、スイッチやルータなどのネットワーク機器やNAS(ネットワークアタッチドストレージ)、SANスイッチなどに、ベリタスの持つソフトウェア技術を搭載し、インテリジェントなネットワークストレージ機器を実現していく計画だ。米国ではシスコシステムズのほか、マクデータ、ラプソディ・ネットワークス、アダプテックなどが参加している。

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[ITmedia]