エンタープライズ:ニュース 2002/07/30 15:03:00 更新


富士通、ストレージ管理ソフトウェア体系を一新

富士通はストレージ管理ソフトウェア製品体系を一新し、改めて「Softek」の名称で7月29日より販売を開始。ストレージシステムビジネスの強化を図ることを発表した。

 富士通はストレージ管理ソフトウェア製品体系を一新し、改めて「Softek」の名称で7月29日より販売を開始。ストレージシステムビジネスの強化を図ることを発表した。

 Softekは、マルチベンダーのストレージ環境を想定したソフトウェア群。だが同時に、同社のストレージシステム「ETERNUS」と組み合わせての、ソリューションとしての提供も視野に入れている。

 具体的には、ストレージ資源管理を実現する「Softek Storage Manager」や「Softek SANView」、ストレージの仮想化機能や複製機能を提供し、ストレージインフラを形作る「Softek Virtualization」「Softek TDMF Open Systems Edition」、ストレージデータ管理を担う「Softek AdvancedCopy Manager」などから構成されている。

 さらに統合プラットフォームとして「Softek マネージメント・ファウンデーション」が提供され、ストレージ管理の横断的な自動化と集中管理、レポーティングを実現するという。これにより、大規模なSAN環境における簡易を簡素化するとともに、障害からの迅速な復旧をサポートしていく。

 製品の価格は、Softek Storage Managerが320万円から、Softek Virtualizationが185万円からなど。Softek TDMF Open Systems Editionは7月29日より、それ以外の製品は10月下旬より提供される。

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[ITmedia]