エンタープライズ:ニュース 2002/08/06 17:34:00 更新


富士通と日本オラクル、IAサーバで大規模Linuxシステムの動作検証を実施

富士通とオラクルが大規模Linuxシステムの動作検証を実施した。8ウェイのIAサーバであるPRIMERGY N800、Oracle9i Release 2、およびRedHat Linux Advanced Serverを組み合わせたもので、基幹データベースの運用に耐え得ることが確認された。

 富士通と日本オラクルは8月6日、「オープンプラットフォームコンソーシアム」(OPFC)における高信頼システム構築技術普及活動の一環として、5月27日から6月14日の期間、大規模Linuxシステムの動作検証を実施したと発表した。

 OPFCは、高信頼システム構築技術の共同研究と検証の成果の普及を目的とし、約30社のシステムインテグレーターと富士通、およびオラクルが、今年1月に設立したコンソーシアム。「ミッションクリティカルシステム分科会」「チューニング分科会」「Linux分科会」などがあり、具体的な共同研究と検証が行われている。

 この動作検証は、富士通の8ウェイIAサーバ「PRIMERGY N800」と、オラクルのデータベース「Oracle9i Release2」に、「RedHat Linux Advanced Server 2.1」を組み合わせて、富士通IAソリューションセンターにおいて実施されたもの。日本初の組み合わせという。

 検証の結果、Linuxを搭載した8ウェイのPRIMERGY N800が、大規模な基幹データベースシステムで適用可能であるとともに、Oracleの性能チューニングのノウハウが、8ウェイのLinuxシステムにおいても有効であることが確認されたという。

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▼富士通
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[ITmedia]