エンタープライズ:ニュース 2002/08/21 14:05:00 更新


日本IBM、Xeon/2.4GHzを最大4個まで搭載できるIAサーバを発表

日本アイ・ビー・エムが、Xeon/2.4GHzを最大4個まで搭載可能なIAサーバ「xSeries 440 エントリー モデル3RY」および「同モデル4RY」を発表した。

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は8月21日、Xeon/2.4GHzを最大4個まで搭載可能なIAサーバ「xSeries 440 エントリー モデル3RY」および「同モデル4RY」を発表した。

 モデル3RYは、標準で2CPU構成ながら最大4CPUに拡張できる、高さ4Uのラックマウント型サーバ。モデル4RYは、標準構成で4CPUを搭載する。また、いずれも、CPUをXeonからXeon MPに交換することで、最大8CPUまで拡張可能。この高い拡張性は、銅配線やSOI技術を採用すると共に、消費電力と発熱を抑えながら従来よりも高速化を図ったチップセット「XA-32」を採用したことにより実現したという。

 このほか、1個のCPUを仮想的に2個のCPUとして機能させる「ハイパー・スレッディング」技術や、メモリの一部に不具合が生じた場合に自動回避させ、メモリを交換せずにシステムを稼働させる「メモリー ProteXion」、処理能力を最大約20%向上可能な「Xcel4サーバ・アクセラレーター・キャッシュ」などを装備する。

 サポートOSは、Windows 2000およびRedHat Linux。価格は、モデル3RYが320万円、モデル4RYが470万円で、9月13日より出荷する。

 このほか、Xeon MP/1.4GHzを最大8CPUまで拡張可能な「xSeries 440モデル1RX」(420万円)も同時に発表され、8月30日から出荷する。

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[ITmedia]