エンタープライズ:ニュース | 2002/08/22 20:13:00 更新 |
凸版印刷と日本システムウエアがICカード事業で新会社設立
凸版印刷と日本システムウエア(NSW)は8月22日、ICカード事業を中心にセキュリティソリューションを提供するための新会社を合弁で設立したことを発表した。
凸版印刷と日本システムウエア(NSW)は、ICカードやICタグなどを中心としたセキュリティソリューションの拡大、提供を目的とした合弁会社、トッパン・エヌエスダブリュを設立した。新会社への出資比率は、凸版印刷が60パーセント、NSWが40パーセントで、9月1日より営業活動を開始する。
トッパン・エヌエスダブリュは、ICカードやICタグといったセキュリティ媒体を核としたシステムの企画、設計やアプリケーションの開発だけでなく、カードの発行業務や発行後のバックオフィス業務までをサポートするICカード事業を展開していく。ICカードのトップメーカーである凸版印刷とNSW、両社のノウハウを融合することによって、市場ニーズに合致した事業を展開していくという。
他にも、企業と顧客との情報のやりとりをサポートするコミュニケーションシステムや業務の効率化を支援する文書のXML化、電子帳票システムなども手がけていく計画だ。
新会社は、金融系企業のみならず、あらゆる業界に向けてセキュリティビジネスを拡大していく方針。これらの事業を通じ、2005年度に100億円の売上を見込む。
関連リンク凸版印刷
日本システムウエア
[ITmedia]