エンタープライズ:ニュース 2002/08/27 23:17:00 更新


カルデラが「SCOグループ」に社名変更へ

LinuxとUNIXのベンダーであるカルデラが、社名「SCOグループ」に変更する。同社は、豊富なUNIX資産をSCOから受け継いだのだが、今回は社名もそれに合わせた格好だ。新社長のダール・マクブライド氏は、顧客にLinuxとUNIXの選択肢を提供したいとしている。

 LinuxとUNIXのベンダー、カルデラインターナショナルが8月26日、株主からの承認を得た上で「SCOグループ」に社名変更することを明らかにした。ユタ州オーレムの同社はLinuxベンダーして脚光を浴びたが、SVRx(AT&Tが開発を始めたUNIX System V Release x)、UnixWare、そしてSCO UNIXを所有する。これらの豊富なUNIX資産は、2000年8月にカルデラがカリフォルニア州サンタクルーズのSCOから部門買収して手に入れたもの(買収完了は2001年5月)。

 カルデラでは、「SCO」ブランドの認知度の高さを考慮した決定だ、としており、今後はLinux製品の販売においてもSCOのブランド力を生かしていきたい考えだ。今月中旬にサンフランシスコで行われたLinuxWorld Conference & Expoで、同社の新社長、ダール・マクブライド氏も、同社が保有しているUNIX資産を重視する姿勢を明確にしており、特にSCO製品のように枯れたOSは、経済が低迷し、企業がコアプラットフォームを変更したがらない現状では、ビジネスは好調だとしていた。

 8月初め、カルデラはマクドナルドとSCO UNIXに関する大規模なライセンス契約を結んだばかり。マクブライド氏によれば、BMWともSCOプラットフォームのライセンス契約を更新することになっているという。

 社名変更に伴い、Calderaブランドで販売されてきた製品の名称も変更する。Caldera OpenLinuxは「SCO Linux powered by UnitedLinux」に、Caldera Open UNIXは「SCO UnixWare」に、Caldera Partner Programは「TeamSCO」に、Caldera Global Servicesは「SCO Global Services」にそれぞれ名称変更される。「SCO OpenServer」については現状の製品名のまま。

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[ITmedia]



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