エンタープライズ:ニュース 2002/09/10 19:27:00 更新


ストラタス、Windows 2000搭載の4Wayフォールトトレラントサーバを発表

米ストラタステクノロジーは4Way SMPフォールトトレラントサーバ、「ftServer 6500シリーズ」の販売を開始することを明らかにした。現行のftServer 5200、1Wayモデルと比較して、ftServer6500の4Wayモデルではおよそ7.0倍の性能向上を実現しているという。

 米ストラタステクノロジーは9月9日、業界初というWindows 2000 Advanced Server搭載の4Way SMPフォールトトレラントサーバ、「ftServer 6500シリーズ」の販売を開始することを明らかにした。新しい2/4Wayシステムでは、完全二重化、三重化方式によるフォールトトレランスを実現しており、ビジネスの連続稼動性を維持できるという。

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ftServer6500

 ftServer 6500シリーズは、ftServerシリーズのハイエンドモデルという位置付けとなる。インテルのXeon MP 1.6GHzの2および 4Way(ハイパー・スレッディングによる論理CPU)モデルで、最大6Gバイトのメモリが搭載可能となる。

 同社は、現行のftServerファミリーをパワー、性能、適応分野全てで拡張し、大容量データ処理、大規模基幹システム構築のニーズに対応するとしている。現行のftServer 5200、1Wayモデルと比較し、ftServer6500の2Wayモデルではおよそ4.5倍、4Wayモデルではおよそ7.0倍の性能向上を実現したという。

 ターゲット市場としては、CRMやSCM、e-コマース、ERP、データベース、電子メール管理などのアプリケーションが挙げられた。業種としては、金融や通信、流通、製造、運輸、公共、電子政府、医療、コンタクトセンターなどの市場にフォーカスしているという。

 ftServer6500シリーズは、2Way、DMR、Xeon MPプロセッサ搭載、Windows 2000 Advanced Serverの基本パッケージで価格は1999万円からとなっており、9月13日からの出荷を予定している。

 なお同社は、ftServerの製品説明会を9月27日に都内のダイヤモンドホテルで開催する。

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[ITmedia]