| エンタープライズ:ニュース | 2002/09/17 15:48:00 更新 |

ECA協議会、実アプリケーションによるXeon MPの性能評価ベンチマークテストを実施
インテルがパソコンの技術を用いた基幹業務システム構築の実現性を検討する目的で設立したECA(Enterprise Computing Association)が、業務用アプリケーションを使ってXeon MPのハイパー・スレッディングの効果をアピールした。
ECA協議会は9月17日、実アプリケーションによるXeon MPの性能評価ベンチマークテストを実施したと発表した。
これは、インテル、日本アイ・ビー・エム、マイクロソフト、マーキュリー・インタラクティブ・ジャパン、ライトウェイトプロセスと共同で、実ビジネスでの利用を想定したベンチマークテストを行ったもの。
物理的に1個のプロセッサを論理的にあたかも2個のプロセッサのようにみなすハイパー・スレッディング・テクノロジを用いることにより、Xeon MPは、Pentium III Xeonに比べ、処理パフォーマンスで最大14.3倍向上することが確認されたという。
この結果により、Xeon MPは、e-Commerceやm-Commerceなど、高いトラフィック負荷を処理する必要のあるシステムにおいて、極めて高い処理性能と、優れたコストパフォーマンスなど多くのメリットを提供可能であることが実証されたと、同協議会は分析している。
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