エンタープライズ:ニュース 2002/09/19 19:40:00 更新


日本SGI、ストレージソリューションのラインアップを拡充

日本SGIが、クラスタ型ファイル共有ソフトウェア「SGI CXFS 2.1」、SANターンキーシステム「SGI SAN Server 1000」、およびNASソリューション「SGI File Server」を発表。ストレージソリューションのラインアップを拡充した。

 日本SGIは9月19日、クラスタ型ファイル共有ソフトウェア「SGI CXFS 2.1」、SANターンキーシステム「SGI SAN Server 1000」、およびNASソリューション「SGI File Server」を発表した。

 CXFS 2.1は、従来製品の最新版。IRIXをはじめ、Solaris、Windows NTのマルチプラットフォームに対応し、ヘテロジニアスなSAN環境における高速ファイル共有システムを実現できるという。

 SGI SAN Server 1000は、同社の「SGI Origin 300」サーバに、CXFS 2.1を搭載し、ファイバースイッチ、RAIDディスクアレーをパッケージングしたもの。730Gバイトのエントリーシステムから最大29テラバイトの大規模ストレージシステムにまで対応できる。価格は、容量2テラバイトの仕様で4000万円から。

 SGI File Serverは、同社の「NUMAflex」アーキテクチャをベースにした製品で、高度なモジュラー構造により、段階的にI/Oバンド幅を拡張可能。最大50テラバイトの容量まで拡張できると共に、階層型ストレージ管理機能、高可用性などを提供する。価格は、容量500Gバイトの仕様で1100万円から。

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[ITmedia]