エンタープライズ:ニュース 2002/09/25 19:41:00 更新


沖電気工業、企業向けに低価格なIP-PBXの新製品を投入

沖電気工業は9月25日より、低価格での導入が可能なIP-PBX新製品、「IPstage EX100」の販売を開始した。

 沖電気工業(沖電気)は9月25日より、企業向けIP-PBXの新製品、「IPstage EX100」の販売を開始する。同製品は、沖電気が企業向けに展開しているVoIP製品群「IPstageファミリ」の1つで、IP電話機とアナログ電話機をはじめとする従来型の端末、両方を収容し、音声ネットワークとIPネットワークの統合を容易に実現する。

 IPstage EX100は、従来機種「IPstageRCCU768」で提供されてきたサービス機能をすべて継承。それでいながら、同時に販売されるIP多機能電話機「MKT-IP-10DS」と組み合わせて導入することによって、導入コストを従来型PBX並みに抑えることができるという。

 また、同社のPBX製品「CTiOX」のユーザーには、「IPstage EX100アップグレードキット」が提供される。これを利用すれば、既存の端末や回線収容機器をそのまま活用しながら、IP-PBXへアップグレードできる。

 IPstage EX100の価格は、IP多機能電話機を100台、公衆回線24回線を導入する場合で643万円。MKT-IP-10DS単体の価格は3万4800円となる。出荷は12月の予定だ。

 沖電気は同時に、ギガビットイーサネット対応のインテリジェントスイッチ「NetRunner BN3024」の販売も開始する。VoIPネットワークの構築に必要な優先制御、低遅延を実現するといい、価格は19万5000円。

関連リンク
▼沖電気工業

[ITmedia]