エンタープライズ:ニュース | 2002/10/02 16:33:00 更新 |
ノーテル、独自トランキング技術を搭載したレイヤ2スイッチを発売
ノーテルネットワークスは10月2日より、企業ユーザーをターゲットとし、信頼性を高めるための独自技術を組み込んだレイヤ2スイッチ「BayStack 470-48T」の販売を開始した。
ノーテルネットワークス(ノーテル)は10月2日、企業ユーザーをターゲットとしたレイヤ2スイッチ「BayStack 470-48T」を発表した。同日より、富士ゼロックス、丸紅ソリューション、三井物産の各代理店を通して販売を開始する。価格は68万円だ。
BayStack 470-48Tは、1台で10BASE-T/100BASE-TXを48ポートとGBICを2ポート搭載する、スタッカブルなレイヤ2スイッチ。最大8台までのスタックが可能で、この場合、最大384ポートを収容できる。
特徴としては、信頼性を高める技術が複数搭載されていることが挙げられる。その1つは、ノーテル独自の技術である「DMLT(Distributed MultiLink Trunking)」だ。いわゆるリンクアグリゲーション機能の一種だが、最大で800Mbpsもしくは8Gbpsまでのトランキングが可能なほか、スタック内の異なるスイッチのポートを束ねることが可能だ。
また、同社のレイヤ3スイッチ「Passport 8600」と組み合わせれば、ネットワークコアへの接続について負荷分散と冗長化を実現する「SMLT(Split MultiLink Trunking)」も利用できる。
ノーテルでは、これらの機能に、4段階(GBICポートでは8段階)のキューイングが可能なQoSを組み合わせることによって、VoIPや動画配信といった高度なサービスに最適なネットワークインフラを構築できるとしている。
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[ITmedia]