エンタープライズ:ニュース 2002/10/08 21:26:00 更新


レッドハット、「Red Hat Linux 8.0」を10月25日に出荷開始

レッドハットは、Red Hat Linuxの最新版となる「Red Hat Linux 8.0」をパーソナル版とプロフェッショナル版の2ラインアップで、10月25日に出荷開始する。

 レッドハットは10月8日、Linuxディストリビューション「Red Hat Linux 8.0」を10月25日から店頭販売することを発表した。

Red Hat Linux 8.0は、個人ユーザーのデスクトップ用途に向けた「Red Hat Linux 8.0 パーソナル」と、中小規模の業務用サーバやテクニカル・ワークステーションに向けた「Red Hat Linux 8.0 プロフェッショナル」の2ラインアップで構成される。価格は、Red Hat Linux 8.0 パーソナルが5800円、Red Hat Linux 8.0 プロフェッショナルが3万9800円。

 今回のバージョン8.0では、特に個人ユーザー向けの製品になっているのが特徴。デスクトップ環境には、「GNOME」と「KDE」間でのメニュー構成の違いを吸収した「Red Hat Bluecurve」や、ワープロ、表計算などオフィス製品を統合された環境で利用するための「OpenOffice.org」を採用した。また、小規模ネットワークの設定ツール機能などを強化した。

 レッドハットでは、1年間で3万本の販売を見込んでいる。Red Hat Linux 7.2、Red Hat Linux 7.3については、今後も企業ユーザーに向けて販売を継続する。

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[ITmedia]