エンタープライズ:ニュース 2002/10/22 22:59:00 更新


ノキア、IPシリーズを軸に相互運用性アライアンスを発表

セキュリティ・アプライアンス製品「IPシリーズ」を提供してきたノキア・ジャパンのノキア・インターネット・コミュニケーションズ事業部は、「ノキア・セキュリティ・デベロッパーズ・アライアンス」を発表した。

 ノキア・ジャパンのノキア・インターネット・コミュニケーションズ事業部(ノキア)は10月22日、同社のセキュリティ・アプライアンス製品「IPシリーズ」との相互運用性が確認された5社に対し「Nokia OK」の認定を与えたことを明らかにした。

 今回認定が与えられたのは、フィッシュネット・セキュリティーズ、オープンサービス、パーミオ、サーフコントロール、トリップワイヤの5社。これら5社の製品は、IPシリーズとの相互運用性が可能であることを示すテストおよび評価プロセスを完了し、「ノキア・セキュリティ・デベロッパーズ・アライアンス」の提携メンバーとなっている。

 同アライアンスのメンバーは、ノキアが提供するデベロッパ支援サイトへアクセスできるほか、独自のセキュアOS「IPSO」用のソフトウェア開発キットが提供される。これにより、IPシリーズに、提携各社の製品を統合することができる。

 ノキアでは今回の取り組みによって、従来よりIPシリーズで実現されてきたファイアウォールやVPN、IDS(不正侵入検知)といった機能に加え、顧客のニーズに応じた幅広いセキュリティおよび運用管理機能が提供されるだけでなく、顧客がより高い投資対効果を得られるとしている。

 同社では今後も、「ベスト・オブ・ブリード」の製品およびサービスの実現に向けて、ノキア・セキュリティ・デベロッパーズ・アライアンスの拡大を進めていく方針だ。

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[ITmedia]