エンタープライズ:ニュース 2002/10/23 15:35:00 更新


日本IBM、自己修復機能を強化したストレージ管理ソフトウェア製品3種を発表

日本IBMは、ストレージ管理ソフトウェア「Tivoli Storage Manager V5.1.5」、「Tivoli Storage Resource Manager(英語版)V1.1」、「Tivoli SAN Manager V1.1」の3製品を発表した。

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は10月23日、ストレージ管理ソフトウェア製品「Tivoli Storage Manager V5.1.5」、「Tivoli Storage Resource Manager(英語版)V1.1」、「Tivoli SAN Manager V1.1」の3製品を発表した。

 Tivoli Storage Manager V5.1.5は、従来製品と比較して、新たに可用性を向上させるサーバフリーバックアップ、Linuxサーバのサポートなどを拡張し、より多くの環境に対応した。価格は7万7000円で、既に出荷を開始している。

 Tivoli Storage Resource Manager(英語版)V1.1は、企業内のストレージリソースを包括的に管理するソリューション。300以上のレポートを提供し、時系列、OSなどのプラットフォームやシステム別、テーブル別、ユーザー別の詳細もしくは要約による分析を可能となる。また、障害が予測される際には、通知するだけでなく、自動化された修復機能をと連携して障害を修正、あるいは防ぐことができるという。価格は14万円で、11月5日から出荷する予定。

 Tivoli SAN Manager V1.1は、SAN環境にあるストレージ状況を表示し、リアルタイムモニタ機能により、問題箇所を迅速に判別できるという。SANのオープンな標準をサポートする。価格は7万9000円で、11月5日から出荷する予定。

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[ITmedia]