エンタープライズ:ニュース 2002/10/31 17:40:00 更新


ノキア、インターネットトラフィック管理製品ラインアップを強化

ノキア・ジャパンは、トラフィック管理製品「ノキアBIG-IP1000」、「同2400」、「同5100」、「同5110」、および「ノキアBIG-IP Link Controller 1000」を発表した。

 ノキア・ジャパンは10月31日、インターネットトラフィック管理製品「ノキアBIG-IP1000」、「同2400」、「同5100」、「同5110」、および「ノキアBIG-IP Link Controller 1000」を発表した。

 今回発表した製品は、最新版のソフトウェアバージョン4.5をサポートし、全ポートにおいてトラフィックミラーリングが行え、複数のIDS(侵入検知システム)センサーへの対応が可能となり、高速ネットワークセキュリティを全面的に強化できるという。

 ノキアBIG-IP1000は、10/100Mbp×8ポート、管理用10/100Mbps×1ポート、ファイバーチャネル×1ポートを備える。レイヤー4とレイヤー7でのトラフィックをサポートする。

 BIG-IP2400は、10/100Mbp×16ポート、管理用10/100Mbps×1ポート、ファイバーチャネル×2ポートを備える。新開発のASICを装備する。

 BIG-IP5100は、10/100Mbp×24ポート、管理用10/100Mbps×1ポート、ファイバーチャネル×4ポートを備える。モバイルアプリケーションおよびWebサービスに特化した製品で、レイヤー7パフォーマンスと処理能力を実現し、HTTPとTCPの両トラフィックで高度なパケット分析が可能という。

 同5110は、10/100Mbp×24ポート、管理用10/100Mbps×1ポート、ギガビットコパー×4ポートを搭載。5100と同等の処理能力をもち、コッパーギガビット(銅線ベースのギガビット接続環境)をサポートする。

 ノキアBIG-IP Link Controller 1000は、透過的に動作するため、VPNやセキュリティポリシーの調整なしで稼動し、高速接続と接続コスト削減を実現できるとしている。

 価格は、ノキアBIG-IP1000が375万円からで、12月より順次出荷が開始される。

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[ITmedia]