エンタープライズ:ニュース 2002/10/31 19:40:00 更新


デルとEMC、ストレージシステムについての製造契約を発表

デルとEMC、ストレージシステムについての世界規模の製造契約を発表した。デルは、新ストレージシステム「Dell/EMC CX200」(CX200)を世界の3製造拠点で製造することになる。

 米デルコンピュータ(デル)と米イーエムシー(EMC)は10月30日、ストレージシステムの世界規模の製造契約を発表した。今回の発表は、両社の戦略的提携の1周年に合わせて行われたもの。

 今回の提携に基づき、デルは米テキサス州オースティン、アイルランドのリムリック、マレーシアのペナンの3製造拠点で、「Dell/EMC CX200」を製造することになる。EMCは、引き続き米ノースカロライナ州アペックス、アイルランドのコークの2工場で、CX200を含む「CLARiX ストレージ・システム」の全製品ラインを製造する。

 また、デルは「DELL/EMC SAN」向けに、NAS「Power Vault」とSANゲートウェイ機能を持たせ、SANとNASのリソースを組み合わせられるように強化した。デルのストレージ向けプロフェッショナル・サービスとEMCの「EMC Global Services」については、今後も協力していくとしている。

関連リンク
▼米デルコンピュータ
▼デルコンピュータ
▼米イーエムシー
▼イーエムシー ジャパン

[ITmedia]