エンタープライズ:ニュース 2002/11/26 22:16:00 更新


iForum 2002 基調講演、WebとC/S統合でバーチャルオフィスを進めるMetaFrame

シトリックス・システムズ・ジャパンが「iForum 2002」を開催した。OracleやSAPをMetaFrameで利用する動きも次第に強まってきており、同社の「サーバベースコンピューティング」に注目が集まっていることを覗うことができた。基調講演には、マーク・テンプルトンCEOが登場している。

 シトリックス・システムズ・ジャパンは11月26日、同社のMetaFrame XPを中心としたソリューションを紹介する「iForum 2002」を都内のホテルで開催した。基調講演には、米シトリックスのマーク・テンプルトンCEOおよび、日本法人の田中正利社長が登場した。また、MetaFrameユーザーによる業務およびシステム改善などの紹介をはじめとした20のセッションも行われた。元々マイクロソフトとの関係は緊密だったが、OracleやSAPをMetaFrameで利用する動きも次第に強まってきている。来場者の多さが目立ったことからも、同社の「サーバベースコンピューティング」に注目が集まっていることを覗うことができた。

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「MetaFrameの顧客満足度は95%」とアピールするテンプルトンCEO

「米国の2003年のIT投資について、ある調査では“上向く”あるいは“現状維持”とする回答が80%に上る」とテンプルトン氏は話す。また、昨年のiForumで、景気が厳しい中で対前年度比200%を達成したとした田中氏は、「ユーザーはコンスタントに増えている」とMetaFrameの販売の好調さをアピールした。

 今年の基調講演で強調されたのは、「バーチャルワークプレイス」だ。MetaFrame XPでは、サーバ側に導入して、ネットワークを通じてやってきたクライアントからの処理要求を集中して実行する。そのため、アプリケーションのインストールや管理もサーバで一括してできることがメリットとなる。また、クライアントに側には、基本的にブラウザがあればいいため、ユーザーはさまざまなデバイスを通じて外部から自社のネットワークにアクセスできるようになり、バーチャルな仕事空間を実現することができる。

 バーチャルワークプレイスを実現するときに重要な製品として、アクセスポータルサーバ「NFuse Elite」が紹介された。NFuse Eliteは、MetaFrame XPをベースにWindowsとWebを融合するもので、Windows 2000ユーザー向けに同社が提供するものだ。NFuseを利用することで、Win32アプリケーションやクライアント/サーバ型の業務システムは、コードの書き換えなしでWebベースのシステムと連携させることができるという。ユーザーは、Webだけでなく、基幹システムを含め自社のリソースにアクセスできるわけだ。

 また、バーチャルワークプレイスでユーザーが安全なトランザクションを行うために「Citrix Secure Gateway」が提供されている。これは、ICA、HTTP/HTTPSプロトコルのトラフィックにフォーカスを当てている。

 一方同社は、.NETのWebサービスにもフォーカスを強くしていくことも明らかにしている。

関連リンク
▼シトリックス・システムズ・ジャパン

[怒賀新也,ITmedia]



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