| エンタープライズ:ニュース | 2002/12/05 18:21:00 更新 |

日立、モジュラ型ディスクアレイ「SANRISE9500Vシリーズ」を販売開始
日立製作所(情報・通信グループ)は12月5日、モジュラ型の中小ディスクアレイ「SANRISE9500Vシリーズ」を販売開始した。
日立製作所(情報・通信グループ)は12月5日、モジュラ型の中小ディスクアレイ「SANRISE9500Vシリーズ」を販売開始した。これに合わせて、ストレージ管理ソフトウェア「JP1/HiCommand」の適用範囲も同シリーズまで拡大する。
SANRISE9500Vシリーズは、3Uサイズのモジュラ型ディスクアレイで、ディスクドライブを高密度に実装した「容量モジュール」を追加することで、最大約30Tバイトまで拡張できる。また、コントローラボードとディスクドライブを搭載した「性能モジュール」も提供する。両モジュールを用いて、ユーザーニーズに合わせた利用が可能だという。
RAIDコントローラの性能向上と、2Gbpsのファイバーチャネル(FC)インタフェースを採用したことで、ライダム性能を3倍以上、シーケンシャル性能を2倍以上(従来機比)に向上したとしている。
また、1ポートに複数のサーバ接続を実現し、これらのサーバに自由にリソースを割り当てられるストレージプール支援機能を搭載したほか、ボリュームレプリケーション機能、リモートコピー機能をサポートした。
対応製品を拡大したJP1/HiCommandでは、業界標準のCIM/WBEM技術をベースに「Bluefin」をサポートする予定だ。
SANRISE9500Vシリーズには、SANRISE9570VとSANRISE9530Vの2機種があり、価格はそれぞれ657万円からと657万円から。SANRISE9500Vシリーズ対応のJP1/HiCommandは、「Protection Manager」が50万円から、「Tuning Manager」が100万円から、「Device Manager」が300万円から、「Dynamic Link Manager」が80万円からとなっている。
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