エンタープライズ:ニュース 2002/12/05 20:03:00 更新


アラジン、電子メールセキュリティに特化したアプライアンスサーバを発売

アラジンジャパンは、ウイルス対策や悪意あるスクリプトのブロック、スパム対策といった機能を提供するアプライアンスサーバ、「eSafe APPLIANCE for SMTP」を発表した

 アラジンジャパンは12月4日、ウイルス対策や悪意あるスクリプトのブロック、スパム対策といった機能を提供する、電子メール専用のセキュリティアプライアンスサーバ、「eSafe APPLIANCE for SMTP」を発表した。

 同社はイスラエルに本拠を置くアラジン・ナレッジ・システムズの日本法人として、ウイルス対策ソフトウェアの「eSafe」やUSBキー「eToken」などを提供している。eSafe APPLIANCE for SMTPは、このeSafeの機能をベースに、電子メール経由で感染を広めるウイルスや悪意あるコンテンツをブロックするシステムを搭載したアプライアンス製品だ。

 ウイルスリストをはじめ、検出の基準となるリスト類は、デフォルトでは3時間ごとにアラジン ジャパンのサイトにFTP接続し、アップデートされるようになっている。また、ヒューリスティック分析技術に基づいて未知のマクロウイルスを検出する「Macro Terminator II」、ポリモーフィック型ウイルスを検出する「Ghost Machine」といった技術も搭載しており、より高い精度でウイルスをブロックするという。

 さらに、分散型アーキテクチャを採用して高いパフォーマンスを実現すること、自社システムが加害者とならないよう、アンチスプーフィングやアンチリレー、アンチメールボム(爆弾)といった機能を備えていること、トラブルシューティングツールが付属していることなども特徴だ。

 eSafe APPLIANCE for SMTPの初年度価格は、25ユーザーまでで32万円、100ユーザーまでで54万7000円などとなっている。

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[ITmedia]