エンタープライズ:ニュース 2002/12/09 18:08:00 更新


富士通、 ネットワークディスクアレイ「ETERNUS NR1000Fシリーズ」を拡充

富士通は、ネットワークディスクアレイ「ETERNUS NR1000Fシリーズ」に、「F325」、「F500」、「F520」の3モデルを新たにラインアップし、販売開始した。

 富士通は12月9日、ネットワークディスクアレイ「ETERNUS NR1000Fシリーズ」に、「F325」、「F500」、「F520」の3モデルを新たにラインアップし、販売開始した。同時に、F320とF400は販売終了とした。

 同シリーズは、NFS(UNIX)、CIFS(Windows)、HTTPといった標準的なファイルアクセスプロトコルに対応し、ファイルサーバに特化した専用OS「Data ONTAP」を採用していることなどが主な特徴のネットワークディスクアレイ。

 今回発表したF325は、従来のF320と同等の性能を備えたモデルだが、価格を低価格に設定した。同製品は6Uサイズで、最大3Tバイト(シングル構成時)のディスク容量と最大2Gバイトのメモリ容量を搭載できる。ドライブインタフェースにはファイバーチャネル(FC)、ネットワークインタフェースには、10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T/SXを備えている。価格は、基本構成で1407万円から。

 F500は、F400の後継機種に当たり、F400と比べて最大ディスク容量を1.5倍(シングル構成時、9Tバイト)に拡張、処理性能を1.60倍に向上した。サイズは6Uで、メモリには最大6Gバイトまで搭載できる。ドライブインタフェースにはFC、ネットワークインタフェースには、10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T/SX、ATMを備えている。価格は基本構成で2265万円から。

 F520は、ETERNUS NR1000Fシリーズの最上位モデルで、最大16Tバイト(シングル構成時)まで拡張可能できる。サイズは6Uで、最大12Gバイトまでメモリを搭載できる。ドライブインタフェースにはFC、ネットワークインタフェースには、10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T/SX、ATMを備えている。価格は基本構成で3021万円から。

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[ITmedia]