エンタープライズ：ニュース 2002/12/12 19:02:00 更新


イオンとデル、PC販売で業務提携

イオンとデルは、PC販売で提携した。提携に基づき、12月14日からイオンの経営するジャスコ5店舗内にデルのPCを展示する「Dell Real Site」を設置するほか、イオン向けオリジナル仕様のPCを発売する。

　総合スーパー大手のイオンとデルコンピュータ（デル）は12月12日、PC販売で提携した。提携に基づき、12月14日からイオンの経営するジャスコ5店舗内にデルのPCを展示する「Dell Real Site」を設置するほか、イオン向けオリジナル仕様のPCを発売する。

　Dell Real Siteは、通常店頭では見ることのできないデルのPCを直接体験し、インターネット経由で注文できる展示直販型のスペース。デルでは、店頭販売と直販のメリットを融合させたビジネスモデルとして、コンシューマー向け販売強化の柱としている。

　同スペースは、ジャスコ品川シーサイド店（東京）、ジャスコマリンピア店（千葉）、ジャスコ大和鶴間店（神奈川）、ジャスコ相模原店（神奈川）、ジャスコ伊丹店（兵庫）の5店舗に設置する。

　イオン向けのオリジナル仕様モデルPC「Dimension 2300C」は、CPUに「Celeron/1.70GHz」を採用し、メモリ128Mバイト、HDD20Gバイト、CD-ROMドライブを搭載したモデル。OSには、「Windows XP Home Edition」を採用した。15インチTFT液晶モニタと併せた価格は、10万円。デルが特定企業向けに専用モデルを販売するのは、これが初めて。

　イオンのWebサイトを経由して、デルの「オンライン・ストア」から同製品を購入できる。

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[ITmedia]