エンタープライズ:ニュース 2002/12/17 17:11:00 更新


シスコ、IPv6ハードウェアフォワーディング機能対応の最新「IOS」を発表

シスコは、IPv6ハードウェアフォワーディング機能を搭載した「IOS 12.0(23)S」と、IPv6高速フォワーディングを実現するdCEFv6/CEFv6機能を搭載した「IOS 12.2(13)T」を発表した。

 シスコシステムズ(シスコ)は12月17日、IPv6ハードウェアフォワーディング機能を搭載した「IOS 12.0(23)S」と、IPv6高速ディングを実現するdCEFv6/CEFv6機能を搭載した「IOS 12.2(13)T」を正式発表した。

 IOS 12.0(23)Sは同社最上位ルータ「Cisco12000」シリーズのOS。レイヤ3フォワーディングエンジンISE(IP Service Engine)アーキテクチャを搭載したラインカードにより、IPv6ハードウェアフォワーディング機能を備えた。IPv6パケットをIPv4ネットワーク上でトンネリングしてフォワーディングさせるトンネリング機能を高速化するために、各ラインカードに分散処理させるなどした。また、パケットフィルタリング機能を拡張したIPv6 Extended access control list機能にも対応した。

 IOS 12.2(13)Tは、ハイエンドルータ「Cisco 7500」、「Cisco7200VXR」などに対応したOS。IPv6パケットを高速処理するためのdCEFv6/CEFv6機能を新たに搭載。IOS 12.0(23)S同様、IPv6 Extended access control list機能も備えた。さらに、IPv4とIPv6のアドレスを変換するNAT-PT機能にも正式対応するなどした。これにより、既存の同社ルータのOSを最新版に更新するだけで、デュアルスタックネットワークへ容易に移行できる。

 同社によると、「IOS 12.2(13)TはIPv4とIPv6のデュアルスタックネットワークへ段階的に移行する計画を持つユーザーに最適だ」という。

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[ITmedia]