エンタープライズ:ニュース 2002/12/18 19:35:00 更新


住友商事、ログ情報の収集・分析システム「ArcSight」の国内販売を開始

住友商事は米アークサイトより、同社のセキュリティ統合管理システム「ArcSight」の国内独占販売権を取得し、エスシー・コムテクスを通じて販売を開始する

 住友商事は12月17日、米アークサイトより、同社のセキュリティ統合管理システム「ArcSight」の国内独占販売権を取得したことを明らかにした。

 ArcSightは、各種ネットワークデバイスからログを収集し、相関分析を行ったうえで不正検知の有無を判断するセキュリティ統合管理システム。ファイアウォールやIDS(不正侵入検知システム)、ルータやサーバなど、機種やメーカーを問わずにログを収集し、独自のルールエンジンに基づいて、リアルタイムに各装置間の相関分析を行うことができる。

 これにより、IDSの運用でしばしば問題となる誤検知の確率を減らすとともに、監視精度を最大限に高めることができる。

 またArcSightでは、各種統計分析・レポーティング機能のほか、各機器の資産情報および脆弱性情報を統合的に管理するための機能も提供する。

 住友商事では、子会社のエスシー・コムテクスを通じて、国内金融機関や官公庁、データセンター事業者およびセキュリティ事業者などを対象に、ArcSightを販売していく。

関連リンク
▼住友商事
▼エスシー・コムテクス
▼米アークサイト

[ITmedia]