エンタープライズ:ニュース 2003/01/15 18:47:00 更新


米IBMと米AMD、UnitedLinuxの最初の技術パートナーに

米IBMと米AMDが、UnitedLinuxの最初の技術パートナーとなった。

 ユナイテッドリナックス(UnitedLinux)は1月14日、米アイ・ビー・エム(IBM)と米アドバンスド・マイクロ・デバイセズ(AMD)が技術パートナーとして参加すると発表した。技術パートナーとしてUnitedLinuxに参加するのは両社が初めて。

 UnitedLinuxは、ビジネスユーザーをターゲットに、グローバルかつ統一の「Linux」を開発、検証していく業界イニシアティブ。技術パートナーとなることで、UnitedLinuxのテクニカル・アドバイザリー・ボード(TAB)としてコミッティ(委員会)へ参加できるほか、公開前のコードへのアクセス、テクニカル・ステアリング・コミッティ(TSC)への新機能の提案や共同マーケティングなどが行える。

 IBMのサーバ製品「eServerシリーズ」では、既にUnitedLinuxのソリューションが提供されており、同社のグローバルサービスを通じて、全世界で主要ミドルウェアをサポートする体制を整えている。また、AMDは次期CPU「Opteron」で、64ビットのUnitedLinuxで優位性を持つx86ベースのオプションを持つとしている。

 UnitedLinuxは、米コネクティバ、米エスシーオー(SCO)ループ、独ズーゼ(SuSE)、米ターボリナックスの4社が設立会社となり2002年5月に結成した。2002年11月には「UnitedLinux V.1.0」をリリースしている。

関連リンク
▼UnitedLinux
▼米アイ・ビー・エム
▼米アドバンスド・マイクロ・デバイセズ

[ITmedia]