エンタープライズ:ニュース 2003/01/16 20:19:00 更新


オーリック・システムズ、リアルタイムWeb解析ソフトなどを出荷開始

オーリック・システムズは1月から国内営業活動を始め、主力製品となるWeb解析ソフトウェア「RTシリーズ」の出荷を開始した。

 オーリック・システムズは1月16日、リアルタイムWeb解析ソフト「RTmetrics バージョン3.2」とWebサイト性能管理ソフト「RTbandwidth バージョン 2.2」および「RTipreport バージョン 2.2」の出荷を開始した。

 同社は2002年4月に米オーリック・システムズの日本法人として設立され、1月より国内営業活動を始めている。RTシリーズは、同社の主力製品となるもの。

 RTmetricsは、従来のWebログ解析とは異なる「パケット捕捉」という方式を採用したWeb解析ソフトで、ログ解析では困難だったWebサイトへのアクセス状況のリアルタイム解析、複数サイト間のパス解析、ポストデータ解析などを実現した製品。バージョン3.2では、CGIなど動的コンテンツへのアクセス解析など、より高度な傾向分析機能を追加した。

 RTbandwidthはWebページ(URL)ごとに、RTipreportはアプリケーションごとにWebの性能情報を監視・管理する製品。障害時には管理者へ通知する機能も搭載している。

 同社は5社の新規代理店などを通じて、大企業やサービスプロバイダを中心に販売活動を行い、初年度売上高5億円を目指す。また、コンサルティング会社とのパートナー・プログラムを積極展開し、Webサイトのアクセス解析を通じたコンサルティングビジネスも拡大していくという。

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[ITmedia]