エンタープライズ:ニュース 2003/01/22 21:33:00 更新


米イージェネラとミラクル・リナックスが提携

米イージェネラとミラクル・リナックスは1月22日、大規模システムにおけるLinux採用の促進を目的として提携を結んだ。

 米イージェネラとミラクル・リナックスは1月22日、日本国内の大規模システムにおけるLinux採用の促進を目的に、提携を結んだことを明らかにした。

 ミラクル・リナックスは、「Oracle9i」などのデータベースやクラスタ製品、バックアップ製品などと高い親和性を備えるLinuxディストリビューション、「MIRACLE LINUX」を開発、販売している。

 一方イージェネラは、EMCやインテル、オラクル、レッドハットといった企業とも提携を結ぶ企業で、高いパフォーマンスと信頼性が求められる大規模システム向けに、次世代システムとして「Egeneraブレードフレーム」を提案している。このEgeneraブレードフレームは、いわゆるブレードサーバを高速ネットワークで接続し、I/Oおよびシステム管理の統合・仮想化を実現する「PAN(Processing Area Network)」アーキテクチャを基盤とした、ユニークなシステムだ。

 イージェネラでは、日本でブレードフレームを展開するに当たり、オラクルデータベースとLinuxサーバの技術サポートに実績を持つミラクル・リナックスとパートナーシップを締結。共同でEgeneraブレードフレームのユーザー向け技術支援やマーケティング活動を展開していく。両社の技術力とノウハウを組み焦ることにより、大規模かつ高可用性が求められるシステム向けに展開。Linux導入対象として考えられていなかった大規模システムの、低価格での構築および保守運用を実現していくという。

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[ITmedia]