エンタープライズ:ニュース 2003/01/30 21:31:00 更新


IIJグループが横浜と埼玉にデータセンターを新設

インターネットイニシアティブ(IIJ)とクロスウェイブ コミュニケーションズ(クロスウェイブ)は、2月1日より、「横浜第1データセンター」と「埼玉第1データセンター」の稼働を開始する。

 インターネットイニシアティブ(IIJ)とクロスウェイブ コミュニケーションズ(クロスウェイブ)は、2月1日より、新たに2つのデータセンターを稼働させることを発表した。

 両社はこれまで、東京、大阪をはじめ、全国に9カ所のデータセンターを設置してサービスを展開してきた。新設される「横浜第1データセンター」と「埼玉第1データセンター」も、同社バックボーンを通じて他のデータセンター群と相互接続される。これにより、データセンター群の連携をいっそう強化するだけでなく、負荷分散や障害時のバックアップ体制を充実させていく。

 このうち横浜第1データセンターは、「人とマシンに優しいデータセンター」をコンセプトに、マシンなどの障害はもちろん、人的ミスを防ぐ運用環境を実現しているという。免震構造をはじめ、ディザスタリカバリに必要な要素を備えていることも特徴だ。一方埼玉第1データセンターは、映像アーカイブを核に、新しいタイプの映像製作・配信を支援するための施設となっている。

 引き続き両社は、新設2カ所を含むデータセンター群とネットワークインフラを基盤に、「リソース・オンデマンドDCサービス」を展開。ハウジングを主体とした従来型のサービスを超え、情報流通ハブとしてのデータセンター利用を促進していくという。

関連リンク
▼インターネットイニシアティブ
▼クロスウェイブ コミュニケーションズ

[ITmedia]