エンタープライズ:ニュース 2003/02/04 09:07:00 更新


NTTコムウェア、PBXからVoIPへの段階的移行を支援するソリューションを提供

NTTコムウェアは、日立コミュニケーションテクノロジーのVoIPゲートウェイ製品「NT-230i」を、同社のソフトスイッチ「SS70V」の相互接続ゲートウェイと認定し、両製品を組み合わせたソリューションを展開する。

 NTTコムウェアは2月3日、日立コミュニケーションテクノロジーのVoIPゲートウェイ製品「NT-230i」を、同社のソフトスイッチ「SS70V」の相互接続ゲートウェイと認定した。

 SS70Vは、米ボーカルデータのソフトスイッチ「VOISS」をプラットフォームとして活用したソフトスイッチで、内線通話はもちろん、保留や転送、発信者情報通知、電話会議、さらにはユニファイドメッセージといったさまざまな拡張サービスに対応する。一方NT-230iは、特にポート数の少ない拠点をターゲットとしたVoIPゲートウェイだ。23の音声チャネルとISDNインタフェースを備えており、コストパフォーマンスの高さが特徴という。

 NTTコムウェアでは、この両製品を組み合わせることにより、更改時期の異なるPBXが複数存在する場合でも、NT-230iを通じて既存の投資を活かしながら、段階的にSIPを活用したVoIPアプリケーションを導入できるという。

 NTTコムウェアではこのソリューションを通じて、PBX環境からVoIP環境への段階的な移行を支援していく。特に、VoIPの通信環境構築を検討している企業や、IP銭トレックサービスの提供を検討している通信事業者をターゲットに販売を行っていく。

関連リンク
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▼日立コミュニケーションテクノロジー

[ITmedia]