エンタープライズ:ニュース 2003/02/12 04:46:00 更新


アップル、「Xserve」の新モデルとストレージシステム「Xserve RAID」を発表

アップルコンピュータは、ラックマウントサーバ「Xserve」のプロセッサを高速化した新モデルと、同社初となるラックマウントストレージシステム「Xserve RAID」を3月下旬に発売する。

 アップルコンピュータは2月10日、ラックマウントサーバ「Xserve」の新モデルと、ラックマウントストレージシステム「Xserve RAID」を発表した。

 新しいXserveは、プロセッサをPowerPC G4/1.33GHz(1基または2基)に高速化し、FireWire 800インタフェース×2を搭載した。メモリは最大2Gバイト(PC2700 DDR SDRAM)、HDDは最大720Gバイト(UltraATA/133)で、ギガビットイーサネット×2、FireWire 400、USB×2などを備える。きょう体は高さ1Uのラックマウントタイプ。

 価格はシングルプロセッサモデル(メモリ256Mバイト、HDD60Gバイト)が36万4800円。デュアルプロセッサモデル(メモリ512Mバイト、HDD60Gバイト)が48万98000円。3月下旬から販売の予定。

 Xserve RAIDは、14のATA/100インタフェース、2つのRAIDコントローラ、二重化した電源ユニット、二重化した冷却ファン、2Gビットファイバチャネルポート×2(チャネルごとに200Mバイト/sを保証)、100BASE-TX×2(管理用)を備える。最大容量は2.5テラバイト(180GバイトのHDDを14基搭載した場合)。RAIDレベルは0、1、3、5、0+1、10、30、50に対応(10、30、50はホスト側ソフトウェアRAIDを併用)する。きょう体は高さ3Uのラックマウントタイプ。

 価格は容量720Gバイト(RAID0)のモデルが77万4800円から。3月下旬から販売の予定。

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[ITmedia]