エンタープライズ:ニュース 2003/03/04 20:46:00 更新


Windows Server 2003は4月24日に米国で発売

マイクロソフトは3月3日、次期サーバOSのWindows Server 2003のリリースを4月24日と正式発表した。同時に価格についても同社のWebサイト上に掲載を開始した。

 米マイクロソフトは現地時間の3月3日、Windows Server 2003の公式ページにおいて同製品の発売を4月24日と発表し、発売と同時に全米各地で行われるローンチイベントの開催を予告した。


米マイクロソフトのWindows Server 2003公式ページ

 さらにエディション別の価格表も掲載が開始されており、それによればリテール版のWindows Server 2003 Standard Editionの場合、推定小売価格は999ドル(USドル)となっている(詳細は別表のとおり)。

 またWindows Server 2003に合わせて、VisualStudio .NET 2003を同時に発売することも明らかになった。同製品はWindows Server 2003の.NET Framework 1.1に完全対応した統合開発環境であり、Webサービスの開発に最適な手段を提供するものとされている。

 ローンチイベントはIT Pro向け、開発者向け、そして一般ユーザー向けという3つのトラックが用意されており、それぞれにWindows Server 2003およびVisualStudio .NET 2003の評価版が配布される予定となっている。

 公式ページではこのローンチイベントの参加申し込みが行え(事前登録制:無料)、さらにページ右上には発売日までのカウントダウンタイマーが表示されるなど、発売に向けてユーザーの期待を高めるさまざまな仕掛けが用意されている。

 国内での発売時期や価格については未発表だが、現在のところ5月下旬と予想されている。

製品名 価格 解説
Windows Server 2003, Standard Edition $999 5CAL付き
Windows Server 2003, Standard Edition $1199 10CAL付き
Windows Server 2003, Enterprise Edition $3999 25CAL付き
Windows Server 2003, Datacenter Edition OEM提供のみ
Windows Server 2003, Web Edition $399  CALは必要としない

クライアントアクセスライセンス(CAL) 価格
Windows Server 2003, Client Access License 5-pack $199
Windows Server 2003, Client Access License 20-pack $799
Windows Server 2003, TS Client Access License 5-pack $749
Windows Server 2003, TS Client Access License 20-pack $2669

コネクタ 価格 解説
Windows Server 2003, External Connector License $1999 外部ユーザー用追加ライセンス
Windows Server 2003, Terminal Server External Connector License $7999 外部ユーザー用追加ライセンス

[ITmedia]