エンタープライズ:ニュース 2003/03/05 18:58:00 更新


産総研、グリッドデータファームのクラスタにフォーステンの10GEルータを採用

産総研のグリッド研究センターは、フォーステンの10Gビットイーサネット対応ルータ「フォーステン E-シリーズ」を採用した。

 フォーステン ネットワークス(フォーステン)は3月4日、独立行政法人の産業技術総合研究所(産総研)グリッド研究センターに、同社の10Gビットイーサネット対応ルータ「フォーステン E-シリーズ」が採用されたと発表した。

 フォーステン E-シリーズは、ASICに「Ether Scale」を採用し、ギガビットイーサネットなら最大336ポート、10Gビットイーサネットなら最大28ポートを収容するルータ。バックプレーンの転送速度は、1.2Tビット。

 産総研のグリッド研究センターでは、大量のデータ処理を行うデータインテンシブコンピューティング環境の構築を目的とした「グリッドデータファーム」(Gfarm)のクラスタにおいて、中央大規模並列データ転送装置としてフォーステン E-シリーズを採用したとしている。

 グリッド研究センターでは、ハイパフォーマンスコンピューティング、ネットワーキング、データベース構築およびアプリケーション開発などといった多角的な視点からグリッド技術の研究を行っている。

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▼フォーステン ネットワークス

[ITmedia]