エンタープライズ：ニュース 2003/03/11 19:54:00 更新


アマノ、非接触ICカード対応のタイムレコーダー製品を発売

アマノは、非接触型ICカードに対応したタイムレコーダー「AGX100Aシリーズ」の販売を開始し、ICカードビジネスに本格的に取り組み始めた。

　アマノは3月10日より、非接触型ICカードに対応したタイムレコーダー「AGX100Aシリーズ」の販売を開始した。同社は合わせて、ICカードビジネスに本格的に取り組む方針も明らかにしている。

　AGX100Aシリーズは、従来よりサポートしてきた「磁気カード」のほか、「hitag2」「mifare」「FeliCa」の各非接触型ICカードに対応したタイムレコーダーシステム。記録した出勤・退勤時刻は、ネットワークを通じて集中管理できる。また、ネットワークへの接続インタフェースとしては、LAN接続のほかRS-232C/RS-485、および遠隔接続用モデムなどから選択できる。

　価格は、FeliCaに対応したLAN接続モデルの「AGX100AS-L」が25万円など。同社は合わせて、非接触型ICカードを利用した社員証本体や、非接触型ICカード発行システムの販売も開始する。将来的には、電子マネー「Edy」に対応した食堂生産システムなどとの連携や入退室管理システム、PCログオン管理システムなど、ICカードの持つマルチアプリケーション機能を生かしたシステムに取り組んでいく方針だ。

　アマノでは、既存の磁気カード型タイムレコーダーシステムの顧客に対しては、初年度で50％、2〜3年後には80％を、非接触型ICカード式のタイムレコーダーに切り替えていくことを目標にしている。

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[ITmedia]