エンタープライズ:コラム | 2003/03/11 20:09:00 更新 |
Linux Column:オープンソースの生きる道
先週、日本Zopeユーザ会のミーティングがあり、その場で今後活動をどのように活発化してくべきかということを話し合った。その場で出たアイデアで非常に興味深かったものがあったのでご紹介する。
先週、日本Zopeユーザ会のミーティングがあり、その場で今後活動をどのように活発化してくべきかということを話し合った。その場で出たアイデアで非常に興味深かったものがあったので、ここでご紹介しておこう。
そのアイデアというのは、オープンソースソフトウェアを使って、さまざまなNPOなどの団体のために情報発信のためのサイトを構築してあげてはどうかというアイデアだ。
私はなるほどと思った(田口トモロヲ風に読んでください)。
確かに、多くのNPOや市民団体のためにオープンソースを活用できれば、より多くの場所でオープンソフトウェアが活用されることになる。今まで、私も含めてオープンソースソフトウェアをビジネスで利用できないかということを一生懸命に考えてきた。そのフェーズが終わって、現在は公共システムで利用できないかという話が活発にされている。
その一方で、NPOなどの支援に活用すれば、確かにノン・プロフィットではあるが、社会的な貢献度はグンと高まるのではないか。正直、オープンソースの活動自体がノン・プロフィットな性質を帯びているだけに、私自身見落としていた領域でもあると言える。
果たしてどれぐらいのニーズがあるのか、私はそちらの方面の活動には弱いので、この場を借りてお聞きしようと思うのだが、そのような市民活動において、サイト構築の支援などが必要なグループはあるのでしょうか?もしあるとしたら、どのようなサポートが必要なのでしょうか?
可能であれば、このアイデアを少し大きな動きへと変えていけるのではないかと思っているので、是非私宛にお寄せいただけないでしょうか。オープンソースが一つでも多くの場所で役に立てる可能性があるのではないかと思っています。
この件について、何か進展があれば、この場でまたご報告していきたいと思います。
[宮原 徹,びぎねっと]