エンタープライズ:ニュース 2003/03/20 11:00:00 更新


Windows XPのデジタルメディア体験を個性的に、「Plus! Digital Media Edition」発表

マイクロソフトは3月20日、Windows XPでのデジタルメディア体験を拡張する「Plus! Digital Media Edition」日本語版を発表した。同製品をWindows Media Player 9と組み合わせて活用することで、デジタルメディアをさらに個性的に楽しめるようになる。

 マイクロソフトは3月20日、Windows XPでのデジタルメディア体験を拡張する「Plus! Digital Media Edition」日本語版を発表した。同製品をWindows Media Player 9と組み合わせて活用することで、デジタルメディアをさらに個性的に楽しむことができるようになる。

 同製品には、「Plus! パーティモード」「Plus! ダンサー」「Plus! アナログレコーダー」「Plus! オーディオコンバータ」「Plus! CD ラベルメーカー」「Plus! 目覚まし時計」「Plus! スキンコレクション」「Plus! フォトストーリー」「Plus! 特殊効果と切り替え効果」「Plus! シンク&ゴー」と合計10機能のコンポーネントが含まれている。それぞれの機能を上手に活用すれば、デジタルメディアを快適かつ個性的に楽しめる。

Plus! ダンサー

音楽に合わせて踊りまくるPlus! ダンサー


 数多くの機能の中で最も目を引くのは、「1体の撮影に6時間かかった」(マイクロソフト)という「Plus! ダンサー」機能。リアルなミニチュアダンサーがデスクトップ上に突然現れ、曲に合わせて軽快なダンスを披露してくれる。ダンサーは、音楽のジャンルごとに用意した。日本語版限定ダンサーには、パパイヤ鈴木プロデュースのダンサーや三瓶ちゃんといった計5体を追加ラインアップ。初回限定パッケージに収録した。

 Windows Media Player用の全画面表示スキンとなる「Plus! パーティモード」では、デスクトップをあたかもジュークボックスに変え、オーディオや映像を楽しむためだけの環境を作り出せる。パーティモードの名称の通り、デジタルメディアの複数人数での視聴や、パーティーでのBGMなどといったシーンでの利用を想定しており、同モード時には、ゲストがデスクトップや別のプログラムにアクセスすることを禁じるプライバシー保護機能も搭載されている。

Plus! パーティモード

6種類のパーティーモードスキンが収録されている


 よりプロフェッショナルライクにホームムービーを作成したいユーザーに対しては、「Windows ムービー メーカー 2」用のビデオ特殊効果および切り替え効果が50種類提供されている。また、デジタルカメラの写真などをパーンやズームで効果付けし音楽やナレーションを加えることで、簡単に“デジタル紙芝居”を作成できる「Plus! フォトストーリー」機能も追加できる。

 デジタルメディアをライフスタイルに合わせて手軽に利用するための機能として、お気に入りの音楽やニュースなどを簡単にPocket PCへ移せる「Plus! シンク&ゴー」機能も追加される。この機能は、デジタルメディアに特化したActiveSync機能といえるもの。

 Plus! Digital Media Edition日本語版パッケージは、4月4日からの発売となる。推定小売価格は2800円。マイクロソフトでは、パートナー企業を通じたオンライン販売も行う方針。セットアップファイルとアクティベーション用プロダクトIDを提供する形を予定しており、オンラインで購入後すぐに利用できるようにするという。オンライン販売販売価格は、2500円となっている。

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[ITmedia]