エンタープライズ:ニュース 2003/03/20 12:30:00 更新


ニイウスがLinux市場に本格参入

ニイウスは、従来より主力としてきたAIX関連事業に加え、新たにLinux事業を開始し、Linux市場へ本格参入する方針を明らかにした。

 ニイウスは3月19日、従来より主力としてきたAIX関連事業に加え、新たにLinux事業を開始し、Linux市場へ本格参入する方針を明らかにした。同社はLinux事業により、初年度30億円の売上を見込んでいるという。

 ニイウスでは引き続き、高い安定性が求められるミッションクリティカルな分野については、AIXをベースとしたハイエンドサーバ事業を展開。一方で、既存のUNIXサーバからのリプレースを中心に、価格性能比に優れるIAサーバとLinuxの組み合わせを展開していく。

 これに向けてニイウスは、まず自社システム内の端末全700台について、5月より順次Linuxへの切り替えを進めるほか、6月までにLinux対応技術者を50名に増員し、組織化する予定だ。並行して、「SAN/ESSオープンシステム・センター」内に、9台の「IBM x440」と12枚のブレードサーバを搭載した「IBM Blade Center」を新たに設置し、Linuxベースのシステムについて、性能や既存システムからの移行について検証していく。

 さらに、Webグループウェアを提供するネオジャパンと、サーバ統合ソフトウェア「VMware」を提供する米ブイエムウェアと、それぞれパートナー提携を結び、Linux搭載IAサーバの拡大を図る。

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[ITmedia]