エンタープライズ:ニュース | 2003/03/26 21:48:00 更新 |
日本テレコムが中小企業向けにパッケージ型インターネットVPNサービスを開始
日本テレコムは、ブロードバンド回線とファイアウォール機能、VPNゲートウェイに加え、顧客側VPN装置などに対する24時間体制での保守・管理をパッケージ化した「ODNマネージドVPN suite」の提供を開始した。
日本テレコムは、ブロードバンド回線とファイアウォール機能、VPNゲートウェイに加え、顧客側VPN装置などに対する24時間体制での保守・管理をパッケージ化したオールインワンタイプのサービス「ODNマネージドVPN suite」の提供を開始した。
ODNマネージドVPN suiteは、国内中小企業を対象としたパッケージ型のインターネットVPNサービス。回線やファイアウォール、VPN機器などを個別に用意し、自力で設定する場合に比べ、安価に、しかも速やかにVPNサービスを導入できる。さらに、日本テレコムによる24時間365日体制での保守管理や障害発生時のサポートも提供され、専用線やフレームリレーで構築されていた既存の企業ネットワークからの移行の選択肢としても利用できるという。
日本テレコムでは複数の拡張サービスも提供していく。例えば、顧客独自のドメイン名によるホスティングサービスが標準提供されるほか、自宅や出張先から社内ネットワークへのアクセスを実現する「リモートアクセス」、ホームページの閲覧時に新種のウイルスやワームへの感染を防ぐ「httpウイルスチェック」などを順次提供していく方針だ。さらに、2003年第2四半期に予定されている法人向けIP電話サービス「IPセントレックス」への対応も計画されている。
ODNマネージドVPN suiteでは、顧客側VPN装置として、古河電気工業の「FITELnet-F40」「FITELnet-F100」ならびに「FITELnet-F100(BRI)」の3タイプが用意されている。またサポート時間帯は「平日9時〜17時」と「24時間365日」の2種類だ。
サービス料金は、10拠点までの基本料金が月額5万円。VPN機器のレンタル料金は、FITELnet-F40を平日9時〜17時までのサポートで、1年契約で利用する場合、月額6900円などとなっている。
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[ITmedia]