エンタープライズ:ニュース 2003/03/27 14:48:00 更新


BEA、データインテグレーションを容易にするLiquid Dataを4月から出荷

データインテグレーションを実現するBEA Liquid Data for WebLogicが4月中旬から出荷開始。データ統合における「可視性」、「一貫性」、「応答性」をポイントとしたプロダクト製品である

 日本BEA システムズは26日、2002年11月4日に米国で発表された企業内データ統合を実現するソフトウェアの新製品「BEA Liquid Data for WebLogic」を、2003年4月中旬からリリースすると表明した。

 BEA Liquid Data for WebLogic(以下、Liquid Data)は、同社のBEA WebLogicシリーズと同じくGUI上でのデータ操作が可能な製品の1つ。いちばんの特徴は、XMLをベースとした製品でありデータ層とアプリケーション層のインテグレーションを実現可能とする点。これによりデータのリアルタイム参照が可能となり、すぐにでも最新のデータが必要といった要望に応えてくれる。

各サービスごとのデータ集約にはタイムラグが生じる

 Liquid Dataが実現するデータインテグレーションの背景には、企業でのデータ活用の問題点だという。

 運用形態には左右されるものの、複数のデータソースへのクエリをデータ構造に問わずリアルタイムに、そして集約されたビューで参照することは困難を伴う。その理由は、各サービスごとにデータが蓄積されている場合には、データのマージ(マージをしなくても参照)を行うために一定期間のタイムラグが生じるためだ。このタイムラグを無くし、XMLでデータ管理を行うのがLiquid Dataが実現するところである。「可視性」、「一貫性」、「応答性」が情報統合の大きなポイントだという。

 さらに、生のデータには極力アクセスをしないよう配慮されているのも特徴だ。ユニバーサルデータアクセスレイヤーと呼ばれるXMLビューにより、バーチャルなデータ層を持つ構造となっている。Liquid Dataには他のWebLogic製品群と同じくJ2EEが利用されており、Webアプリケーション、データベース、XMLファイルなどすべては、バーチャルデータ層へのXML変換を受け持つ。

DataView1.gif

BEA Liquid Data for WebLogicのデータビュー画面。この画面でデータマッピングの連携操作などを行う


 Liquid Dataは、同社のBEA WebLogic Platform 7.0J、BEA WebLogic Server 7.0J、BEA WebLogic Integration 7.0J、BEA WebLogic Portal 7.0Jのアドオン製品。国内では、バージョン1.1がリリースされるが、米国リリースの1.0からマイナーアップデートされたものとなる。価格は、4,350,000円/CPU。

 サポートされるプラットフォームは、4月時点でWindows 2000 Advanced Server/Professional Edition、Solaris 7/8上のJDK1.3.1である。

BEA WebLogic Server 8.1Jを発表

 日本BEA システムズでは、2003年4月11日に一般向けのBEA WebLogic Server 8.1Jの発表会を開催する。当日は、米本社創設者のアルフレッド・チャンCEOが来日し、講演が行われる予定だ。

関連リンク
▼日本BEA システムズ
▼一般向けの「BEA WebLogic Server 8.1J 新製品発表会」を開催

[木田佳克,ITmedia]



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