エンタープライズ：ニュース 2003/04/07 16:39:00 更新


沖電気、地域密着型金融機関向け営業支援パッケージシステムを発売

沖電気は、金融機関の渉外営業の効率化と、営業情報の一元管理を可能にする統合パッケージシステム「軒ナビゲーション」を発売した。

　沖電気工業（沖電気）は4月7日、金融機関の渉外営業の効率化と、営業情報の一元管理を可能にする統合パッケージシステム「軒ナビゲーション」を発売した。

　同システムは、渉外業務用の携帯端末システムと、営業業務を支援する営業店システム、営業情報を管理するセンターシステムの統合を実現するもの。センターサーバ、本部PC、営業店内管理端末、レーザプリンタ、通信機器、携帯端末といったハードウェアおよびDBMS、OAソフト、分析ソフトなどで構成され、訪問先での集金や預かりといった勘定業務機能や、情報の収集、蓄積、更新といったサイクルを実現するマネジメント機能を提供する。

　営業員用の携帯端末には、従来型の専用ハンディ端末のほか、それよりも安価なPDAにも対応するなどした。

　同社のチャネル連携ソリューション「Channel Navigator」と接続すれば、ATM、営業店窓口などといった販売チャネルでの折衝履歴を参照したり、連動キャンペーン展開などが可能になるという。

　価格は、20営業店舗／PDA端末200台の標準モデルで1億円から。同社は初年度3億円以上の売り上げを目指す。

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[ITmedia]