エンタープライズ:ニュース 2003/04/16 22:22:00 更新


米セキュア・コンピューティングが「SafeWord for Citrix MetaFrame」を発表

米セキュア・コンピューティングは、RSA Conference 2003の会場で、シトリックス・システムズ「Citrix MetaFrame」に対応したワンタイムパスワード認証製品、「SafeWord for Citrix MetaFrame」を発表した。

 米セキュア・コンピューティングは、サンフランシスコで開催されている「RSA Conference 2003」の会場で、シトリックス・システムズのアプリケーション配信・管理ソフトウェア「Citrix MetaFrame」に対応したワンタイムパスワード認証製品、「SafeWord for Citrix MetaFrame」を発表した。

 セキュア・コンピューティングではこれまで、ワンタイムパスワードトークンとソフトウェアを組み合わせた認証・アクセスコントロール製品「SafeWord」を提供してきた。このたび発表されたSafeWord for Citrix MetaFrameは、その技術をCitrix MetaFrameのプラグイン形式で提供するもので、ユーザーの利便性を犠牲にすることなく、固定パスワードに比べて堅牢なセキュリティを実現する。

 認証の際に用いられるユーザーデータなどは、すべて暗号化されたうえでActive Directory内に保管される。アカウントの追加・変更といった作業を一元的に行えるため、各アプリケーションごとに個別に操作を行う必要はない。しかも一連の操作は、Citrix MetaFrameと共通のインタフェースから行えるという。

 セキュア・コンピューティングによると、SafeWord for Citrix MetaFrameは5月初旬より販売する予定だ。

関連リンク
▼RSA Conference 2003レポート
▼セキュア・コンピューティング
▼米シトリックス・システムズ

[ITmedia]