エンタープライズ:ニュース | 2003/04/22 15:55:00 更新 |
「Visual Studio .NET 2003日本語版」がRTM
Windowsプラットフォーム向け統合開発環境の最新版「Visual Studio .NET Version 2003 日本語版」の開発が完了、製造工程に入った。製品販売に先立ち、MSDNの会員に向けて4月22日から提供を始めた。
マイクロソフトは4月22日、Windowsプラットフォーム向け統合開発環境の最新版「Visual Studio .NET Version 2003 日本語版」(VS.NET 2003)の開発を同日完了し、製造工程に入ったと発表した。
VS.NET 2003は、サーバ、デスクトップ、モバイルデバイス用といった幅広いアプリケーションを、一貫したプログラミングモデルで開発できるマイクロソフトの最新統合開発環境。同社の次期サーバOS「Microsoft Windows Server 2003 」に標準搭載されているアプリケーション実行環境の「.NET Framework 1.1」および、「Windows CE .NET」などのアプリケーション実行環境「.NET Compact Framework 1.0」を搭載する。
同社の開発ツール「Visual Basic」、「Visual C++」、「Visual C#」、「Visual J#」の最新版として、従来のプログラミングモデルを継承している。
製品販売に先立ち、MSDNの会員専用ダウンロードサイトで、VS.NET 2003を本日から提供する。これにより、ソフトウェア開発メーカーによるWindows Server 2003対応製品の開発、システム インテグレーターによる迅速なビジネス展開を支援するとしている。なお、提供されるVisual Studio .NET 2003のエディションは、MSDNサブスクリプションのレベルに応じて異なる。
そのほか、2003年6月30日までにユーザー登録をした「Visual Studio .NET 2002」ユーザーに対しては、特別アップグレードを行うことも発表した。
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[ITmedia]