エンタープライズ:ニュース 2003/04/23 18:08:00 更新


JDSF、ファイバチャネル協議会の活動を継承、新部会を設立

JDSFは、ファイバチャネル協議会の活動を引き継ぎ、国内最大のデータストレージ業界団体となった。米FCIAとの関係も強化する。

 ジャパンデータストレージフォーラム(JDSF)は4月23日、ファイバチャネル協議会(FCIA-J)の活動を引き継ぎ、国内最大のデータストレージ業界団体となった。米FCIA(Fiber Channel Industry Association)との関係も強化する。

 FCIA-Jは、米FCIAの国内組織として活動していたが、3月末をもって発展的に解散した。これを受け、JDSFは新たに「ファイバチャネル技術部会」を設立し、活動のすべてを引き継ぐことになった。

 新部会長には、アジレント・テクノロジーの前田明徳氏、副部会長にはネットマークスの大槻晃助氏が就任する。

 これにより、JDSFは、「ファイバチャネル技術部会」、「データバックアップソリューション部会」、「ストレージネットワーク部会」の3部会となり、ファイバチャネル技術からデータストレージ関連ハードウェア、ソフトウェア、システムインテグレーションまでと幅広くカバーする業界団体となった。また、米FCIAとの関係も強化され、最新技術情報のいち早い提供などを通じて、データストレージに関する技術やソリューションのさらなる普及と市場拡大を目指していく。

 JDSF は、7月9〜11日に東京ビックサイトで開催される「第5回データストレージEXPO」において、ファイバチャネル技術部会の紹介を行う予定だ。

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[ITmedia]