エンタープライズ:ニュース 2003/04/24 21:08:00 更新


マイクロソフト、車載情報端末向けOS「Windows Automotive 4.2」を発表

マイクロソフトは、車載情報端末向けOSの最新版「Windows Automotive 4.2」を自動車メーカー、車載情報端末メーカーなどに向けて5月2日から出荷する。同製品は、マイクロソフトのテレマティクスビジョンを支えるソフトウェアプラットフォームだ。

 マイクロソフトは4月24日、車載情報端末向けOSの最新版「Windows Automotive 4.2」を自動車メーカー、車載情報端末メーカーなどに向けて5月2日から出荷すると発表した。

 Windows Automotiveは、組み込み機器向けOS「Windows CE .NET」をベースにした車載情報端末向けOS。同バージョンからは、「Windows CE for Automotive」の名称で提供してきたものを「Windows Automotive」と改めた。

 Windows Automotive 4.2では、車載情報端末用のユーザーインタフェース、AUI(Automotive User Interface)を開発するためのツール「Automotive UI Tookit」を搭載したほか、「MOST Network」に対応した。「Windows CE .NET 4.2」のコアとしては、新たにBluetoothやIEEE802.11、VoIP、メッセンジャー(RTC/SIPクライアント)、IPv6をサポートした。また、Webサービスを可能にするための「.NET Compact Framework」なども搭載した。

 マイクロソフトは、Windows Automotive 4.2で、車載情報端末向けの基本機能を装備しただけでなく、開発期間の短縮、開発コストの削減など生産性を向上できるとしている。たとえば、AUI Tookitと.NET Compact Frameworkを組み合わせることで、今まで画面の大きさが異なる各車載情報端末向けに開発していたアプリケーションを、別の車載情報端末でも柔軟に対応できるようなる。これにより、アプリケーション開発工数を減らすことが可能になるとしている。

 また、同社が提供するその他の製品、技術を組み合わせることで、音声やタッチパネル画面によるインターネットアクセスが可能になり、自動車内で、現在地点の観光情報やイベント情報などといった様々な情報を取得して読み上げるといった「カーテレマティクス」を実現できるソフトウェアプラットフォームと位置づけている。

 同社では、Windows Automotive搭載の車載情報端末、携帯電話、PC、次期サーバOS「Windows Server 2003」、2003年第3四半期に提供を予定している「Real-Time Communication Server 2003」(RTC Server)を組み合わせて、位置情報を付加したリアルタイムでのコミュニケーションが可能になるなどのビジョンを描いている。

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